我が家の庭のフェンネルはキアゲハチョウのお気に入り。
毎年、幼虫が若葉を食べつくしています。
真ん中がフェンネル(年々、生育が悪くなってきている)
キアゲハチョウの幼虫がミツバやニンジンの葉につくのは知っていましたが、
フェンネルの葉にもつくことを知って、妙に関心したことを覚えています。
調べてみると、セリ科の植物だったらなんでもOKのようですね。
セリ科の野菜やハーブは結構種類が多いので、セリ科全般を食草にしたキアゲハは
戦略的に生存に有利な道を選択した、したたかなチョウであることが分かります。
そのキアゲハチョウ、毎年のように決まって2個産卵していくので幼虫はいつも2匹。
ところが今年は違っていました。
数えてみたら、3齢二匹、4齢二匹、終齢二匹の計6匹。
終齢の二匹はもうすぐ蛹になるので食草の心配はありません。
それでは3齢、4齢の食べ盛りの幼虫はどうかというと、残った若葉が少ないので
無事終齢を迎えることが出来るかどうか、ちょっと心配です。
まあ、観察していると若葉だけでなく、茎や花も食べているので何とかやっていくのでしょう。
花まで食べられてしまうと種(フェンネルシード)を収穫出来ませんが、フェンネル
自体は多年草なので、来年も生えてくるので良しとします。
キアゲハに会える楽しみが優先です。